CARPE DIEM | BRAZILIAN JIU-JITSU(東京の柔術道場)

COLUMN

#18 ツヨシに黒帯を授与しました

Posted on 2014/12/22

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やっとこの日が来ました。カルペディエムのスタッフである玉木強に黒帯を授与しました。とても嬉しいです。そしてホッとしています。ツヨシが僕の道場に「入会」した時のことをハッキリと覚えています。子供だったのにいつのまにか大人になってました。最近ではちょっとオッサンになりつつもあります。笑 ツヨシは青春のすべてを柔術に捧げた男です。柔術以外には何もない男です。何もないからここまで頑張れたんだと思います。真剣なぶん落ち込む時は酷かったです。僕も気を遣いまくりました。笑

ツヨシが海外で試合をする時はだいたい日本時間の深夜ですが、結果を知るまで眠れません。僕はいつも「言い訳をするな」とスタッフに言っているので、負けた時は、観戦者が「惜しかった」と言ってくれているような試合であっても「負けました。自分が弱過ぎました」とメールで報告して来ます。そのメールを見て、深夜に僕と妻で泣いてしまったこともありました。そして、毎回空港から直接道場に戻ってきます。スーツケースのガラガラという音を聞くと「どんな顔して出迎えればいいのか。。」と毎回困っていました。だから、昨年のパン選手権の3位入賞はとても嬉しかったです。

選手としてだけではなく、指導、事務仕事、も一流です。学歴も無いのに普通に英語で指導できるようになってしまいました。

若い若いと思っていたツヨシですが、もう31歳なんですね。黒帯で海外遠征してほしいですね。本人はいろいろとこれからのことを考えているようです。どんな決断でも僕はそれをサポートします。ツヨシの人生なんだからすべてツヨシが決めれば良いと思います。

思い出話は沢山ありすぎてここに書ききれません。とにかくツヨシは僕の弟のような存在でした。それはこれからも変わることはないでしょう。お互いいつか柔術とは関係ない業界にいる可能性もあると思いますが、そんな時でも何か困ったことがあれば相談してほしいなと思っています。

僕が自分で道場を出して7、8年になります。
中井祐樹先生曰く「道場を出すというのは自分の生き方を世に問うということ」本当にその通りだと思います。玉木強という黒帯が僕の道場から輩出されたことは、僕の今までの柔術人生の中で最も意義があったことだと思います。僕とカルペディエムの誇りです。

ツヨシは恵まれた環境で育った男ではありません。しかし、道場の仲間にはとても恵まれていました。多くの方々がツヨシをサポートしてくれていました。僕からもこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

黒帯はゴールではなく新たなるスタートである!みたいなことがよく言われます。僕もそのへんはよく分かりませんが、ツヨシには是非これからも素晴らしい柔術人生を歩んでもらいたいと思っています。

 

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写真 小林正義

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