CARPE DIEM | BRAZILIAN JIU-JITSU(東京の柔術道場)

COLUMN

#5 「技」こそすべて

Posted on 2013/12/02

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ツヨシがアメリカから帰ってきました。2週間ほどですが以前から親交のあるカイオ・テハ選手の道場で毎日沢山練習してきたようです。疲れた顔をしていましたが、とても充実した時間を過ごしたことが彼の話から伝わってきました。今日のクラスでは早速ツヨシにテクニックの指導をしてもらいました。マウントポジションからのエスケイプのテクニックを二つ指導してくれましたが、非常にディテールが細かい素晴らしい技でした。単純に感動しました。ツヨシがいない間は僕はけっこう大変なのですが、やはりこうして最新のテクニックを持ち帰ってくれることのほうが大事ですね。しばらくは僕も暇を見つけてはツヨシから技を教えてもらおうと思います。それをスパーリングなどでしばらく使います。そうして自分でその技が身に付いてきたなと思ったら皆さんに指導させてもらおうと思います。

柔術で一番大事なのは言うまでもないことですが「技」です。とにかくどこまで「技」を追求できるか、これにすべてが懸かっているのです。そして工夫することも重要です。指導者の言うことは聞いてほしいですが、僕らの教える技が完全な「正解」ではない場合も多いと思います。そんな時は自分が良いと思う方法を選んで下さい。僕はそれを見て気分を害したりはしません。

良い技を教わったな、と思ったらそのクラスには出席していなかった他のメンバーに教えてください。そうすることによって自分の理解も深まりますし、道場全体のレベルも底上げされます。後輩に技を教えるメンバーさんを見ていて「あ、これはちょっと。。。」と思うこともあるのですが、そこで僕が出て行ってダメ出しをしたりはしません。それでは先輩の立つ瀬がないと思うので、「ま、いいか」と思って見過ごすことにしています。大事なのは技を教え合う「文化」がちゃんと存在しているかどうかだと思うからです。

僕は黒帯で道場の代表ではありますが、全ての技が生徒さんの技より優れているわけではありません。僕よりも三角締めが上手な生徒さんは沢山います。立場を気にしないで生徒さんにも教えを請うことにしています。下の帯の人には指導されたくない。。とかそういうのは本当に自分が損するだけだと思います。オープンな心で自分の為になることには貪欲でいたいと思います。

先月のアジア選手権ではツヨシは初戦でジェイソン・ギャグノン選手に敗れました。彼のテクニックの緻密さに僕は感動しました。ツヨシにコンタクトを取らせて、大会翌日から三日連続で道場に来てもらっていろいろと指導してもらいました。大会の入賞を狙っていたツヨシは負けたときは悔しそうでしたが、彼らが帰った後は「ジェイソンに初戦で負けて良かった。そのお陰で沢山の技を学ぶことができた」と言っていました。僕もそう思います。小さなことは気にしないで、素晴らしい技を持った人には自分から「教えてください!」とアプローチすることが一番の上達の秘訣と言えるでしょう。

Youtubeで素晴らしい技を見つけたら僕に教えてください!笑

「テクニック・オブ・ザ・ウィーク」です。こちらもチェックしてください!
http://carpediembjj.com/wordpress/movie

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